放射線治療で癌を排除|負けたくない貴方に捧げる

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リンパ球の異常な増殖

看護

免疫力の低下や首の腫れ

悪性リンパ腫とは、全身のリンパ管を流れているリンパ球が、異常に増殖する病気です。リンパ球は本来は、体に害をなす細菌などを撃退するために、リンパ系幹細胞から適度に生み出されています。しかし悪性リンパ腫になると、このリンパ系幹細胞から、細菌を撃退する力のないリンパ球が過剰に生み出されます。その分、正常な働きをするリンパ球が生み出されにくくなり、免疫力はどんどん低下していきます。さらには、増えていく異常なリンパ球によって、リンパ節が膨らんでいくのです。そのため免疫力の低下により感染症にかかりやすくなったり、リンパ節のある首などが腫れてきた場合には、念のために血液検査を受けることが大事とされています。これにより悪性リンパ腫が早期のうちに発見されれば、それだけ完治の可能性が高くなるのです。

具体的な治療方法

悪性リンパ腫の治療は、具体的には化学療法や放射線療法、そして造血幹細胞の移植によっておこなわれています。化学療法とは、抗がん剤を使った治療のことで、これによりリンパ系幹細胞の力が衰え、リンパ球が増殖しにくくなります。放射線療法も同様で、放射線の照射によってリンパ系幹細胞を弱らせることができるのです。それに対して造血幹細胞の移植は、正常な働きをするリンパ球を増やすためにおこなわれます。健康な人から造血幹細胞を採取し、それを患者に注入すれば、そこから正常なリンパ球が多く生み出されるようになるのです。こういった治療により、異常なリンパ球による腫れはなくなっていきますし、免疫力は徐々に高まっていきます。早期発見ができた場合には、早ければ半年ほどで悪性リンパ腫を完治させることが可能となっています。